これからが本番!便乗商法に負けない正しい知識と選び方

昨日10月14日、Windows10のサポートが正式に終了しました。
「今日もパソコンは普通に動いているし、やっぱり大丈夫だったのでは?」
そう感じている方も多いかもしれません。

しかし、本当の注意点はここからです。
10月15日以降に増えてくるのは、ウイルスではなく「便乗商法」や「誤解」です。
今日は、サポート終了後に気をつけていただきたい3つのポイントをお伝えします。


Microsoft Copilotをアピールする「AI商法」に注意

最近は「AI時代に対応するならCopilot搭載パソコンを!」という広告をよく見かけます。
確かに、WordやExcel、PowerPoint、Outlookを毎日仕事で使いこなす方にとっては便利な機能です。

しかし、家庭でのネット閲覧やメール確認が中心の方には、正直そこまで必要ありません。
むしろChatGPTやPerplexity AIなどの無料AIを活用した方が柔軟です。
大切なのは「CPUの処理能力」で、PassMark 12500以上の機種であればこれらのAIも快適に動作します。
「AI対応=高価な機種が必要」という思い込みにはご注意ください。必要なのは“自分の使い方に合った性能”を見極めることです。


セキュリティソフトの押し売りに注意

「Windows10が終わったので新しいセキュリティソフトが必要です!」
そんな電話やポップアップが急増しています。
しかし、Windows11には“Windows Defender”が標準で搭載されており、
これ一つで十分な防御力があります。

追加のソフトを入れたからといって守りが強くなるわけではなく、
むしろ動作が重くなるケースもあります。
新しいパソコンを買ったときこそ、不要なソフトを増やさず、シンプルな環境を保ちましょう。


Office付きモデルの落とし穴

量販店でよく見かける「Office付き」と書かれたパソコン。
お得に見えますが、実はこれはプレインストール版(パソコン1台にしか使えないライセンス)です。 機械が壊れたときに、次のパソコンへ引き継げないという大きな欠点があります。

私のおススメは「Microsoft Office 2024 ダウンロード版」です。次のパソコンにも継承でき、4年間使え、サブスクの「Microsoft 365」よりも安価です。


HDD機のままでは“更新地獄”が待っている

Windows11へのアップグレードでしのいだ方も、安心はできません。
HDDのままでは、毎月のアップデートに数時間かかるなど、作業ができない時間が増えていきます。HDDは構造上、データの読み書きが遅いため、更新や起動のたびに時間がかかってしまうのです。
SSDに換装するか、思い切って新機種への買い替えを検討しましょう。

一方、CPU PassMark 12500以上/メモリ16GB/SSD 512GB以上のモデルなら、
次のWindows(仮称:Windows12)が出てもそのまま対応できる可能性が高く、
AIアプリのレスポンスも快適です。


Windows11時代を安心して使いこなすために

サポート終了直後の今こそ、情報の取捨選択が大切です。
「高いものを買えば安心」ではなく、「必要十分な性能を見極める」こと。
そして、困ったときは独りで抱え込まず、地元で相談できる人を頼ってください。

当店では、

✅機種選びのご相談

✅データ移行や設定代行

✅OfficeやAI活用のサポート


を行っています。


「これから安心して使い続ける」ために、

 正しい知識と準備で次のパソコンライフを

快適にスタートしましょう。